引越し後の免許証の住所変更手続き|いつまで?罰則やデメリットは?

引っ越した場合に公的身分証明書として有効な運転免許証は、すぐに住所変更をしておきましょう。

これは「いつまでに」と期限があるでしょうか。

また変更をせずにそのままの状態で、その免許証を使っていた場合、何かデメリットや、また罰則などはあるでしょうか。

すべて解説します。

引っ越して免許証の住所変更手続きはいつまでにする?期限は?

引越しをしたら免許証の住所変更手続きは、引っ越し後できるだけ早くしておいたほうがいいでしょう。

「いつまでに変更しなければならない」という具体的な期日が法で定められているわけではありません。ただし、後に述べるように罰則を受ける場合があります。

また引っ越し後には多くの住所変更手続きが必要になり、新住所が記載された本人確認書類の提示が求められます。

その場合に運転免許証は有効です。

早めの変更をしておいたほうが楽です。

引っ越しによる自動車免許証の住所変更手続き

どこで手続きをすればいい?

引っ越して運転免許証の住所変更手続きをするのは、引っ越し先の住所を管轄している警察署か、運転免許センターになります。

警察署は土日の受付がありません。

運転免許センターでは日曜にしてくれるところがあるので、事前に確認をしてください。

住所変更に必要な書類は?

運転免許証と新住所を確認できるもの、印鑑を持っていくようにしてください。

この場合一番確実なのは、住民異動届を提出後、新住所が記載されている住民票です。

また他の都道府県などに引っ越しをする場合には、稀(まれ)なケースですが、申請用の写真が必要になることもあります。

引っ越して運転免許証の住所変更をしないと罰則やデメリットはある?

住所変更は道交法で決まっているため罰則がある

運転免許証の住所変更は道路交通法で定められています。

すみやかに住所変更を行わない場合罰則として「1万円以下の罰金又は科料に処する」

とされています。

期限が決められていないので「すみやかに」がいつまでかになりますが、バレてしまう可能性はあります。

違反で切符を切られた場合に住所変更をしていないことはバレてしまいます。

住所変更をしていないことでのデメリット

まず住所が違うので身分証明書としては使うことができません。

公的な身分証明書として認められている運転免許証が、その意味では無意味になりますね。

そして免許更新のお知らせが届きません。

そのため免許を失効してしまうという大損になってしまいます。

厄介なのは免許更新のときです。

事故や違反を起こしている場合には講習時間が長くなりますが、その上住所変更をしていないと、更に時間を取られてしまい、その日のうちに免許証がもられない可能性が高くなります。

デメリットは多くなります。

引っ越したら必ず運転免許証の住所変更はしておきましょう。

まとめ

引っ越した場合には運転免許証の住所変更をすることが道交法で定められています。

守らなければ罰則や罰金の対象になります。

またバレずに使い続けた場合にも、多くのデメリットばかりで、得をするとは思えませんね。

引っ越したら必ず運転免許証の住所変更手続きをしましょう。